カーポートSCの仕様を決めるまで|2台用のサイズ・高さ・梁延長・基礎で悩んだこと

積水ハウスでいえづくり

我が家は新築のカーポートに、LIXILのカーポートSC 2台用を採用しました。

ただ、いざ見積もりを取ってみると「カーポートSCにする」だけでは全然決まりませんでした。

耐積雪・耐風圧、屋根サイズ、高さ、柱の位置、梁延長、木目、照明。そして最後に注意が必要だったのが基礎です。

我が家が最終的に選んだ仕様は、

カーポートSC 2台用 54-50型
ブラック×チェリーウッド
H22(標準柱)
梁延長W90・前側のみ

です。

ここに決めるまでに考えたことをまとめます。

最初に確認すべきは耐積雪・耐風圧

まずサイズや色を選びたくなる気持ち、すごくよくわかります。

が、まずは自分の住む地域に設置できる仕様なのかを確認しておく必要があります。

カーポートSC 2台用の標準タイプは、

  • 耐積雪強度:20cm相当
  • 基準風速V0:42m/s

です。

構造上、scは比較的風には強いタイプ。

ただ、同じSCでも仕様によって強度は違い、例えば後方支持2台用は基準風速V0=38m/sです。

雪の多い地域では、通常のSCではなく耐積雪50cm相当のSC1500や、さらに積雪に強いSC3000もあります。

我が家のように一般地域で通常のSCを検討できる場合はそこまで複雑ではありませんが、「SCならどこでも同じ仕様で建てられる」とは限りません。

特に、

  • 積雪の多い地域
  • 台風や強風の影響を受けやすい地域
  • 後方支持タイプを検討している場合

は、最初に地域の基準風速と必要な耐積雪強度を外構業者に確認しておいた方がいいです。

ここをクリアしてから、サイズや高さを決めていきます。

屋根サイズ

カーポートSCの2台用には、間口48・54・60、奥行50・57など複数のサイズがあります。

屋根に関しては土地が許すなら大きければ大きいほどいいと思います。

我が家は54-50型にしました。

幅については、個人的には2台止めるのであればそもそも駐車場の幅が1台あたり2.7m程度は欲しいと思っています。

なので、屋根の幅もそれくらいは欲しい。

奥行きに関しては、50だとミニバンの場合トランクを開けるとはみ出ますので注意が必要です。

土地や建物とのバランスもありますが、雨や日差しを避ける範囲は広ければ広いほどいいです。

高さ

カーポートSCは柱の高さも選べます。

我が家はH22の標準柱にしました。

高さを上げれば大きな車や車の上にものを積んでも入れやすくなりますが、その分、横から雨や日差しが入り込みやすくなります。

なので「高ければ高いほどいい」とも限りません。

大きい車の例としては、アルファードは全高1,935〜1,945mm、ランドクルーザー250も1,925mmです。

純正状態の大型SUVやミニバンであれば、標準のH22も十分入る高さです。

ただし、実際に車が入るかは路面の勾配や梁との位置関係、ルーフボックス、リフトアップなどでも変わります。

今の車の全高+将来乗りそうな車まで確認して決めるのが安全です。

柱の位置|見た目と車庫入れのしやすさ

カーポートSCには通常の2台用に加え、後方支持タイプがあります。

さらに2026年10月からは新しい「カーポートSC フレーム」も発売されます。

ここで見ておきたいのが柱の位置です。

駐車するときに邪魔になりやすいのは、特に前側の柱。

我が家もここを重視して、前側だけ梁延長W90を入れました。

柱が少し外側に移るだけでも、車を斜めから入れるときの余裕がかなり違います。

後方支持タイプなら前方180°がオープンになるため、そもそも前柱を気にせず駐車できます。

見た目も開放感があってかなりスッキリしています。

ただし、高い。

我が家が見積もりを取った範囲では、通常タイプとの差が100万円近くありました。

そこまで払うなら、通常タイプ+梁延長で十分かな、という結論になりました。

木目・照明・目隠しなどなど オプションはかなり高い

カーポートSCはここからさらに、

  • 屋根材の木目調
  • カラー変更
  • ダウンライト
  • シームレスラインライト
  • サイドスクリーンや目隠し

などを追加できます。

どれもかっこいいです。

そして、どれも結構高いです。

我が家は屋根をブラック×チェリーウッドにしました。

単色仕様と比べると、我が家の見積もりでは約30万円アップ。

完全に見た目のための30万円ですが、家の正面に大きく見える設備なので、ここは採用しました。

逆に照明などは予算とのバランスを見ながら考えればいいと思います。

外構業者の見積もりで一番注意したいのが「基礎」

勉強不足でカーポートSCを実際に検討するまで知りませんでした。

外構業者から出てくる見積もりの基礎が、LIXILのメーカー指定基礎とは限りません。

例えばカーポートSC 54-50型の独立基礎は、LIXIL資料では地耐力によって、

  • 900×800×500mm
  • 850×800×500mm
  • 800×800×500mm

などが指定されています。

いわゆる「80cm角前後」のかなり大きな基礎です。

一方、我が家が相見積もりを取る中では、30cm角程度の基礎を前提にした見積もりもありました。

当然、コンクリート量も掘削量も全然違います。

我が家ではメーカー指定基礎にすると、約20万円以上見積もりが上がりました。

条件が合えば、LIXILには基礎をコンパクトにできるスマートクイック基礎工法もあります。

ただし使える条件や仕様には制限があります。

ここは外構業者に、

「この見積もりは、どの基礎寸法で計算していますか?」

と必ず確認した方がいいです。

特に建築確認申請をする場合、申請図面と実際の施工内容が一致している必要があります。

「カーポート本体の値段」だけ比較していると、あとから基礎や申請対応で数十万円変わる可能性があります。

我が家は54-50・H22・前側だけ梁延長に決定

いろいろ考えた結果、我が家は、

カーポートSC 2台用 54-50型
ブラック×チェリーウッド
H22(標準柱)
梁延長W90・前側のみ

にしました。

幅は2台を余裕を持って停められる54型。

高さは必要以上に上げずH22。

駐車するときに邪魔になりそうな前柱だけ梁延長で外側へ。

そして見た目は妥協せず木目を追加。

我が家としては、この組み合わせが価格と使い勝手のバランスが一番よかったです。

そしてカーポートSCは、仕様だけでなく「どこに頼むか」で金額がかなり変わりました。

同じような仕様で複数社から相見積もりを取った結果、かなり差が出ています。

実際の見積金額や業者ごとの違いについては、別の記事でまとめます。

→ カーポートSCの相見積もりを公開|同じ仕様でいくら違った?

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