積水ハウスで気密を取りにいく|施主が抑えるべきポイント5選

積水ハウスでいえづくり

積水ハウスは、気密が強いハウスメーカーではありません。

うちの現場監督が言っていました。

でも、お家の性能を最大化するには、気密はできるだけ強化しておきたい。

しかしSNSを見ると、オプションをかなり入れたのにC値3.0だったり、中には測定不能だったりする報告もあります。

私が連絡を取った気密測定業者さんからも、積水ハウスの気密についてはなかなか厳しい意見をもらいました。

実際の気密測定業者さんからのメール

一方で、SNSではC値1.0を切った報告も散見されます。

つまり、仕様だけではなく、担当者や施工精度にかなり左右される印象です。

でも我が家で、そんな不確定要素は許さない。

そこで今回は、積水ハウスで気密を取るために、我が家が実際にやったことをまとめます。


① 営業担当に「気密を取りたい」と伝える

まず重要なのが営業担当です。

我が家では契約前から、

「C値1.0以下を目標にしたい。気密施工を追加したい。気密測定もしたい」

と伝えていました。

ところが、

「C値1.0以下を保証することはできない」

という回答でした。

そこから長いこと悶々としながら打ち合わせを進めていたのですが、今振り返ると、この時点でもう少し具体的に

「C値1.0を切るために、何をしていくのか」

まで確認しておけばよかったと思っています。

実際には、私の知らないところで営業さんが気密を取るために色々なところへ連絡してくれていましたが、それを知らない間はかなり不安でした。

気密を重視するのであれば、早い段階から

  • どんな気密施工ができるのか
  • 誰が担当するのか
  • 気密測定はできるのか
  • 数値が悪かった場合に修正できるのか

まで営業さんに確認しておくと安心です。

といっても営業さんも専門外なので、具体的な返答は返ってこないと思いますのでこれから紹介する人たちに早めに確認してもらうことをおすすめします。


② 気密施工経験のある現場監督・大工さんをお願いする

ここがかなり重要です。

同じ仕様を採用しても、最終的な気密性能は施工精度に左右されます。

だから我が家では、

「気密施工を経験したことがある人に担当してもらえないか」

とお願いしました。

ポイントは、単純に「腕のいい大工さん」ではなく、気密を意識した施工を経験しているかです。

気密シートやテープの施工、配管貫通部、コンセント周辺など、気密施工では細かい処理の積み重ねが重要になります。

施主が現場へ行って、一つひとつ施工を確認して指摘するなんて現実的ではありません。

大工さんからしても、施主に横から細かく言われ続けるのは面倒だと思います。

それなら最初から、気密施工の経験がある人に担当してもらう方が圧倒的に効率的です。


③ 気密施工経験のある検査担当者にも入ってもらう

これは後になって知ったのですが、我が家では現場監督や大工さんだけではなく、

気密施工経験のある検査の担当者にも関わってもらっていました。

大工さんが施工する。現場監督が管理する。さらに、施工側で気密を理解している人がチェックする。

我が家の場合、この検査担当者さんがかなり気密施工に精通してノウハウを作っておられ、積水ハウスでもC値1.0未満を出した実績がある方でした。

正直、この人が介入してくれていることをもっと早く知っていたら、もう少し安心して家づくりができたと思います。

気密を重視したい場合は、「気密施工に詳しい検査担当者にも関わってもらえますか?」と確認しても良いと思います。


④ 気密施工オプションを入れる

積水ハウスには、気密施工オプションがあります。

1・3・4地域仕様があります。

私が受けた説明では、

  • 1地域仕様:配管周りや隙間までウレタンで埋める
  • 3地域仕様:テープやシートで気密ラインを取る
  • 4地域仕様:何もしない

4地域仕様、びっくりな内容。寒冷地はわかりませんが、基本的にこれが標準仕様です。

なので、気密施工オプションを入れないと、そもそも気密を取るなんて不可能です。

絶対に入れるようにしましょう。

あと注意が必要なのが、地域によって採用できない仕様があることです。

私の住んでいる地域では3地域仕様は採用できないとのことでした。

この1がいいか3がいいかは素人にはわかりませんし、目指すC値や家の形にも左右されると思いますので、気密を理解した担当者に確認するようにしましょう。

そして、繰り返すようですが、気密施工オプションを入れた=高気密になるではありません。

結局、最後は施工精度に左右されます。

そのため、気密仕様だけではなく、②③の「誰が施工して、誰が確認するか」までセットで考えた方がいいと思います。


⑤ 外部の気密コンサルタントを入れる

我が家ではさらに、積水ハウスとは別に外部の気密コンサルタントにも入ってもらうことにしました。

ええ、重課金しました(笑)。

ここまでやるかどうかは意見が分かれると思いますが、私は入れてよかったと思っています。

積水ハウス以外の気密施工ノウハウが入る

積水ハウスには、積水ハウスの施工ノウハウがあります。

一方で、気密を専門にしている方は、複数の住宅会社や工法を見ています。

そのため、積水ハウス社内だけでは出てこない改善方法を提案してもらえる可能性があります。

積水ハウスの施工方法を否定するのではなく、別の専門家の知識を上乗せすることでさらに気密性能を高めることができます。

現場に第三者の目が入る

もう一つのメリットが、第三者の目が入ることです。

これは気密測定をいれるだけでもいいようですが、外部の専門家が現場を確認することで、

「この家はかなり気密を重視している」

という認識が、現場全体に共有されます。

もちろん、普段手を抜いているわけではないと思いますが、現場に緊張感が走るようです。

気密測定後の穴埋めまで対応してくれる

我が家がお願いしたプランでは、気密測定をして終わりではありません。

測定後にC値をさらに改善するため、漏気箇所を探して穴埋めする作業までセットになっていました。

もし思うようなC値が出なかった場合も、その場で原因を探して修正してもらえます。

我が家では、ミエル化LABさんにお願いしました。

積水ハウスをはじめ、大手ハウスメーカーでの気密性能向上にも実績のある会社です。

関東・北九州周辺で検討している方は、一度相談してみてもいいと思います。


積水ハウスで気密を取りたいなら、この順番で動く

我が家の経験から考えると、次の順番が分かりやすいと思います。

  1. 契約前〜着工前に営業へ「気密を重視したい」と伝える
  2. 気密施工オプションを入れる
  3. 気密施工経験のある現場監督・大工さんをお願いする
  4. 気密に詳しい検査担当者が関わっているかを確認する
  5. 必要なら外部の気密コンサルタントを入れる
  6. 気密測定を行い、数値が悪ければ修正できる段取りまで確認しておく

我が家が一番重視したこと

結局、一番大事なのは、気密に精通した人を、いかに家づくりに巻き込むかだと思っています。

施主が気密博士になっても、家の隙間は埋まりません。

我が家は現在建築中です。

気密測定が終わったら、

  • 実際のC値
  • 施工途中で指摘された場所
  • 修正した内容
  • 追加費用
  • 外部コンサルタントを入れてよかったか

まで追記する予定です。

やれることはやりました。

あとは結果を待つのみ。

どうか良い数値が出ますように……😭

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